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マダム・デュ・バリーの肖像画の入った蓋が印象的な、約一世紀前にプリンス・エドワード島で使用された、上品なオーヴァル型パウダーボックスです。
島州立博物館に勤める友人と共に、島内の、古き良き品をハンティングに回った時に購入した品の一つです。
箱には、 RICHARD HUDNUT とあります。
19世紀後半~20世紀前半に活躍した、国際的ビジネスマン兼、調香師の名を冠した社名。
米国製化粧品の草分け的存在でした。
パリにも店舗を持ったようですが、このボックスのサイドと裏には、TORONTO NEW YORK とあります。
ニューヨークに本店を構えましたが、カナダのトロントに1916年まで店舗があったのです。
トロントといえば、プリンス・エドワード島の人にも親しみがあったイートンズ百貨店。そのイートンズ・カタログを島の人たちが心待ちにして見たことは「赤毛のアン」のアンとダイアナの会話からも察せられます。
リチャード・ハドナッツの品は、主に百貨店で販売されました。
より裕福で、洗練された顧客層をターゲットにした商品でした。
ですから、元の持ち主は、20世紀初頭にイートンズ・カタログから取り寄せた可能性があるでしょう。
また1900年を過ぎて、30歳近くなった「赤毛のアン」作者L.M.モングムリィの著述による年収は、残された日記によると、島のパブリック・スクール男性教師の平均的年収の約1,5倍近かった(当時の女性教師はさらに低い。)ようですから、著者も勿論カタログで目にした商品の一つだったことでしょう。
(実は彼女の家族も、好きな女性に白粉を贈りました。)
デュ・バリー・シリーズは1900年に立ち上げられた、人気ブランドでした。
フェイス・パウダー(ピーチ)はきれいに移し変えられ、粉は残っていません。わずかに上品な残り香のある程度です。
また良い状態で、大切に保管された品でもあります。
長さは最大で約10㌢です。
ちなみにデュ・バリーという名はその後、革製品の有名ブランドとして1937年誕生。アイルランド職人の精神と技術が売りでした。
「バリー・リンドン」=サッカリィの小説誕生以降、BARRYの名は、アイルランド人代名詞としても周知されてきました。
デザイン: オーバル型
色: 深紅とクリームベージュの上品な組合せ
素材: 紙製
状態: 良好で美品
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり","subname":"目につく傷や汚れがある |
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